Chapter.25
アンカー毛細管閉塞 7年前、ラヌパイ島で崩壊エネルギー異常収束が発生すると同時に、アンカー中心部で崩壊エネルギーの枯渇が発生した状況を指してソローが言った言葉。 ラヌパイ島とアンカーをつなぐ毛細通路が存在することを示す。 ラヌパイ島側で崩壊エネルギーが決壊した場合、アンカーに壊滅的な被害をもたらす可能性があった。 真田幸村 アンカー毛細管閉塞ついて意見した参謀長。アンカー防衛システムの設計者の一人。この一件に対処する300人のチームを率いてラヌパイ島に向かった。最悪の結果も想定し、共和国が当時唯一所持していた繁栄の結晶を借りていた。 問題は解決したが、何が会ったのか共和国は把握できなかった。気づいた時には崩壊エネルギー濃度が下がり、幸村は体の大半が結晶化。ラヌパイ島から動けなくなっていた。 結晶は崩壊エネルギーが固まったもの。星語者は崩壊エネルギーの入れ物のようなもので、体内でエネルギーが安定する。
崩壊エネルギーが結晶化して植物状態のようなものになった真田幸村。繁栄の結晶を取り出すには彼女の結晶化した体を砕くしかないように思えたが、シュレーディンガーが別の方法を提案。
支配の結晶で崩壊エネルギーを活性化して、結晶化したエネルギーを幸村の体から引き剥がすというもの。ビアンカはデュランダルでエネルギーを引き剥がし、自身の体内に引き剥がした崩壊エネルギーを吸収した。
ビアンカの崩壊エネルギー耐性 崩壊エネルギーに晒されるほど強くなる。初任務のアーグラ要塞でこの件と同程度のエネルギー放射を一晩中浴びたことがある。この時は一週間の昏睡状態になった。 ビアンカがコルキスの病院に入院していた頃の話(オットーが主治医だったころ) オットーがアルゴー船の神話の話をする。(ビジュアルノベル「ネゲントロピー」でもテセウスの船で出てきた)
Chapter.26
エレノア:S級戦乙女の称号を拒否して本部を去った オットーヴェラ:実験で崩壊獣となり殺された リアーナ:天命を裏切り、死後に記録を抹消された(ヴェルトと協力してニューヨークを救ったビジュアルノベル「ネゲントロピー」)
ビアンカを補佐する役目を与えられたリタの回想。
幸村はビアンカによって無事救出された。
目覚めたビアンカは議長の計画に参加することを決める。
ライ麦畑の捕まえ役 とある小説の1ページを切り離したもの。戦乙女のプロフィールの中に挟まれていたのをリタが発見。ビジュアルノベル「ネゲントロピー」での内容と同じ。ただしネゲントロピーではライ麦畑のキャッチャーとなっている。
Chapter.27
共和国議長が考案した計画
- 汚染されたヨーロッパをデュランダルで切り裂く
- 世界の泡は高次元空間にある多様体
- ひとつの宇宙に見えるが複数の地域を綴じた地図本
- 壁の中は崩壊獣が闊歩する世界これを地球全体に広げようとしている
- 地図本の中からこの壁内にあたるページを破り捨てる
- デュランダルは空間を切ることができる
- 今までデュランダルを扱える人間がいなかった。ビアンカならば可能
ビアンカとリタが量子の海にはいって18日目。ビアンカは計画の執行者となることを決意。
デュランダルは7つの宝石が揃い本来の力を取り戻した。
Chapter.28
作戦の開始。アレクサンドリアの協力。ミケランジェロはアレクサンドリアの衛星システムを使い、共和国の計画をバックアップするためスパイとしてアレクサンドリアに来ていた。
ビアンカ達はアンカーで北海まで移動。
ビアンカ達がシェイクスピアと出会ったのは偶然ではない 共和国がアンカーで、ビアンカ達の着陸地点、時間、崩壊エネルギー耐性を正確に計算していた。
ビアンカはアンカーの中心の攻撃ポイントに移動。ヨーロッパがある空間は切り離され、共和国の砲火によって焼かれた。