Chapter.21
ワカートンネルに入る前にローランドは慰霊碑に花冠を捧げた。
一行はトロッコに乗ってワカートンネルを進む。要塞に到着した一行は要塞司令のアンナから説明を受ける。
星語者 致命傷を受けると体を構築する物質が急激に崩壊し、砂のように消えてしまう。 ワカートンネル 物質をデータ化し、地表で再び物質化させることで、人や物を地表の様々な場所に届けることができる。そのためトンネルの入口の幅は帯域幅と呼ばれる。 ゲニウスの原理と同じ。 中は銀河鉄道の夜のような風景になっている。 アンナ・チャールズ・ダーウィン 共和国国防部長、ワカートンネル要塞司令。種の起源を書いたチャールズ・ダーウィンは彼女の父。 本物のアンナは10歳の時、病気で死去。彼女はアンナのレプリカのようなもの。死んだアンナの情報を元にエーテルアンカーの世界をコピーする能力によって生まれた。 エーテルアンカーの原理 エーテルアンカーは固着した負のエントロピーの培養基のようなもの。 負のエントロピーと虚数内エネルギー=崩壊エネルギーは影響し合う。 理論上は崩壊エネルギーから負のエントロピー(人間がコントロール可能な普通のエネルギー)を作り出すことは可能。 これがムーンライトスローンの原理。 第一律者は体内の崩壊エネルギーを負のエントロピーに変換し物質を作り出している。 エーテルアンカーは理の律者のように意のままにこの能力を使うことができない。量子の海から復元可能な情報をサルベージしているだけ。 ビアンカとリタが経験したデータ化と再物質化は連続したものであり、自分自身であることに変化はない。アンナは死んだアンナのデータからコピーされた存在であり、自身がレプリカのようなものであることを認識している。 この世界のアンカーには死者を完全に復活させる能力はない。(オットーはこれを探していた?) イローナ・ドラクレスト インカ共和国第一近衛兵団司令。量子の海を500年さまよっていた漂流者。
Chapter.22
時雨綺羅 共和国のアイドル。金色の宝石を持っている。ビアンカ達の世界では雪狼小隊の戦乙女だった。 博愛の結晶 デュランダルの宝石のひとつ。金色。持ち主の体の一部を使ってできなかったことをできるようにしてくれる。 星語者を誘導 アンナが10歳で生まれた頃は、エーテルアンカーで星語者を「誘導」して共和国に「転生」させることができた。27年前の事故以来、誘導が不可能に。この世界の泡が消滅する時が迫っている? 流浪者 世界の泡を超えてこの世界にやってきた人間のこと。 ソフィア・ヘンリー・ソロー 共和国議長。キトで宝石を用意して待っていると言った人物。
宝石を持つアイドルの綺羅は、宝石の「貸し出し」を条件に一行へ協力。

Chapter.23
綺羅も同行して鉄道で首都のキトへ向かうことに。豪華な寝台列車で綺羅と話すビアンカ。
シュブ・ニグラス(偽名) 時雨綺羅の戦友。1990年から2000年にかけて死亡記録が計4回ある。 オットー曰く「戦乙女に旅人が一人や二人いても、おかしくはない。」
Chapter.24
キトの評議会でソローに面会。ソローはデュランダルの結晶を2つもっていた。この世界を助けるなら、アンカーについて価値ある情報を提供する。世界を救うために共和国はある計画を立てていたが、実行者に恵まれなかった。ソローはこの実行者となることをビアンカに依頼する。
返事を保留して2日後、南大西洋深部。反映の結晶があるラヌパイ島へ。
カラヴァッジオ 繁栄の結晶を守護する星語者。元の世界では画家。シェイクスピアとは知り合い。 シェイクスピアがデュランダルを拾った経緯 デュランダルがシュレーディンガーとはぐれた後にシェイクスピアが拾った。シュレーディンガーは宝剣を目立つように持ち歩いていたシェイクスピアを見つけ出した。