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崩壊3rd漫画「霧の都の休日」

有志の非公式日本語訳 9《霧の都の休日》 – Google ドライブ

概要

天命がヨルムンガンドより第二の神の鍵を入手する話。

ストーリー

時は2015年秋(メインストーリー開始1年前)、天命は第二の神の鍵の情報を手に入れた。鍵はイギリスのアーサー王伝説と関係があった。調査のため、オットーはリタをイギリスへと派遣。デュランダルは休暇を利用してイギリスを訪れ、任務前のリタとイギリス観光を楽しむ。

大英博物館でアーサー王伝説が描かれた石版を調査するリタ。そこに猫型の崩壊獣スタンが現れ、戦闘によって石版が割れてしまった。ところが破片の中から魂鋼が発見される。この魂鋼の中には神の鍵に関する情報が残されていた。

神の鍵探索のため西アジア支部から追加派遣されたのはB級戦乙女スザンナ。また大英博物館の館長キャサリンとともに、調査を続けるととある場所を特定できた。

そこで発見した地下遺跡へと足を踏み入れる三人。しかし、三人は分断され、リタは再びスタンの襲撃を受ける。一方、スザンナはヨルムンガンドと繋がっていたキャサリンから銃撃を受け殺されてしまう。

キャサリンはジャッカルに成果を報告するも、切り捨てられ始末される。が、死んだかと思われたキャサリンの中から出てきたのはオットーだった。オットーはヨルムンガンドの警戒をかいくぐるため、B級戦乙女でそそっかしいところのあるスザンナに擬態していた。キャサリンの銃撃を受けた後、彼女のDNAを奪い今度はキャサリンになりすましていたのだった。

窮地に陥ったジャッカルであったが、ワタリガラスの第三の鍵を用いた狙撃によりオットーは逃走。スタンにも撤退命令を出す。しかし、スタンは遺跡にやってきたデュランダルと遭遇。デュランダルの強さに恐怖を覚えたスタンは猫としての可愛さをアピールしてことなきを得る。

オットーはヨルムンガンド側の挙動から、神の鍵はロンドン市内にあると推測。機甲の超音波を利用して神の鍵を封印した歪曲空間をテムズ川上空にて発見した。

デュランダルは神の鍵を守る武装人形と戦い、負傷しつつも勝利した。天命は第二の神の鍵を手に入れ、キャサリンはアーサー王伝説の研究担当となり、スタンは天命の飼い猫となったのだった。

気になるとこメモ

アーサー王伝説

アーサー王に協力したマーリンの正体はケビン。アーサーは神の鍵を使い、新たな家(この表現は「伝承」でも出てくる)を作り出そうとしたが失敗。これをきっかけに二人は衝突し、内乱が発生する。

アヴァロン

アーサー王伝説に出てくる伝説の島。アーサー王が永眠したと言われる地。グラストンベリーのことではと言われている。

作中では、アヴァロンはこの世界ではなく時空の彼岸にあるという。マーリンがアーサー王に授けたという聖剣(エクスカリバー?)はアヴァロン由来のものであり、空間を切り裂くことができる。聖剣で時間と空間をつなげることが、アヴァロンに至る唯一の手段。アーサーはこの秘境を発見することはできなかった。(第3話)

第二の神の鍵

空間の扉を開き別次元へと繋げる。前文明ではこれで量子の海を探索し、崩壊へ対抗する方法を探していた。アーサー王の聖剣は空の鍵のこと(第3話)

スターレイルに出てくる星穹列車と同じやつ。でかい。数千年ほど今の位置から動いていなかった。(最終話)

神の鍵を守護していた武装人形

ケビンが1%の力を使い作り出したもの。武器は天火聖裁の模造品。ケビンを小さくしたような容姿をしている。

神の鍵を利用して量子の海へいき、海に沈もうとした。ケビンはこれを誰にも使わせたくなかったため、この戦略をとったとのこと。これも天命は回収しているため、実装される…のか?(最終話)

デュランダルの能力

量子の海で3分間だけ行動できる。不滅のスターアンカーに進化する前。

スタン

強さを手に入れるため自ら進んでジャッカルの実験を受け、巨大な崩壊獣となる力を手に入れた猫。首輪として身につけている謎機械?がないと巨大化できない。機械が壊れてしまったため、天命ではただの猫。