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宵宮伝説任務第一章

「花火少女と不思議な童話」

鳴神島の海辺へとやってきた主人公とパイモン。そこで「袋貉」という妖怪の話をしている子どもたちに出会う。主人公とパイモンは、大人達が子供たちを早く家に帰らせようとする嘘だと見抜くが…。

子供の頃に信じたもんは、大人になったらかけがえのない宝もんになる。

子供たちに空想の妖怪を教えたのは宵宮だった。子供のころに信じた夢のような話が、いつしか大人になった時に、彼らの心の支えになる。そう考えて子供たちに空想の話を聞かせていたのだった。子供たちに短冊を持たせて家へ帰らせる宵宮。

子供たちが帰ると、主人公は長野原花火屋主催の長野原花火大会に誘われる。宵宮に同行し長野原花火屋へ。

あとになって父ちゃんが笑うとったのは、ただよう聞こえへんかったからやって知ってな…せやからうち、毎日父ちゃんに話しかけるようにしとるんや

花火屋へ行き、宵宮の父龍之介と出会う一行。親子の会話を聞いていると、普通に会話しているように見えたが龍之介は難聴で人の声がよく聞こえていなかった。しかし、いつも何も否定せず、文句を言わずに話を聞く龍之介の笑顔を見るために、宵宮は毎日話しかけているといった。

龍之介によると花火の材料はまだ届いていない。どうしようかという時、花火屋の中から誰かの声が…。

長野原花火屋で匿われていた朔次郎

声の主は長野原花火屋のかつての常連である朔次郎だった。鎖国令が施行された後、密入国したために天領奉行に追われる身となっていた。危険だとは分かっていたが、どうしても稲妻に心残りがある様子。

その短冊を見たら、十年後でも百年後でも、当時と同じ花火が作れるんや。

「長野原の短冊を持っとる限り、いつまでもうちのお客さんや」という宵宮。子供たちにも渡していた短冊には、長野原家の者しか読めない花火の作り方が書いてあるという。 朔次郎は親が二十年前に龍之介に注文した際に貰った短冊を持っていた。

朔次郎を稲妻から脱出させるための船と花火の材料を用意することに。

「裏切れない期待」

朔次郎を逃がす船を作っている耕一のもとへ向かう一行。

花火を作ってもらったお礼に船を作ったという耕一

おしゃべりな宵宮は耕一と話し込みそうになるが、まだまだできていない大量の花火注文をこなすために話を切り上げることにする。

どんな大変でも花火の注文は引き受ける

「大変だったら私たちの分はいいよ」という主人公に宵宮は、みなの期待を裏切らず「どんな大変でも引き受けるんや」と答える。

宵宮がおしゃべりな理由

花火の材料を求めて城内の森彦の元へ。

周囲の人々に信頼されている宵宮

森彦が宵宮を贔屓にする理由は、昔、息子との親子喧嘩を仲裁したことにあるとのこと。

八重堂の編集黒田

ここで何故かアップになったのが八重堂の編集黒田…親子なの??

宵宮が人々に慕われているのは、人情を大切にしてどんなことでも助けてしまうからだった。森彦から貰った鉱石を持って次は天目鍛冶屋へ。

ツンデレ師匠

鉱石を粉末状に加工するため天目鍛冶屋を訪れた一行。しかし、職人の創は武器の注文が溜まっているという。そこで代わりに加工すると名乗りでたのは隠居の身の店主だった。

昔から天目流と長野原花火屋は協力しあって花火大会を開催してきた。最初は龍之介の父と天目十五の師匠で。いずれは創が作ることになるぞと発破をかける天目十五だった。

耕一との約束の場所へ戻ってきたが耕一はまだ帰ってきていない。合流するまで宵宮とおしゃべりすることに。

モンドや璃月(選択肢)の話をする三人。

なんか大事そうだからメモメモここは選択肢に関わらず共通の部分

また、宵宮に問われ稲妻に来た理由を話す。

宵宮の友達である冒険者の言葉「ゴールだけを目指して走っとると、道中の出会いや感動を無駄にしてしまう」

離れ離れになった家族を探しているという主人公を心配する宵宮。永遠を求める稲妻は、穏やかに平凡な日々が過ぎていく。だからこそ、疲れた人の休憩所になる。必死に家族を探す主人公も、稲妻で思い出を残していって欲しい。それが宵宮の願いだった。

ここの冒険者の友達って誰なんやろ。

このシーンでここが好き

話している内に耕一が合流。海岸で出来上がった船を確認する。船の代金を支払おうとすると、耕一は代金はとれない、姉さんに怒られるという。

稲妻にあったとある商会について

昔、耕一らを含む幼馴染の子供たちがいたが、大人になり商売をするようになると、みな稲妻を出ていって中々会うことができなくなった。そこで一番上の兄が「みんなで花火を見よう」と提案した。

子供の頃の思い出は永遠

それから、一人でも稲妻に帰ってきたら花火を見るという恒例ができた。例え離れていても、花火を見れば子供の頃を思い出す。宵宮のいう「お祝い」とはこういうことを指す。

耕一と別れ、花火屋の朔次郎に船の位置を伝える一行。しかし、 朔次郎はやはり心残りがあり、船で逃げたくない様子。 朔次郎が決心する時間を稼ぐため、息子が天領奉行の要職に就いている常連の老夫婦へ掛け合いに行くことに。

「希望の光」

紺田村の今谷夫婦を訪問する三人。何かするとすぐ腰を痛めてしまうという老夫婦のため草刈りをし、ダイコン漬けを届けることに。

帰ってきた二人は老夫婦の昔話を聞く。今年の花火は結婚して50年目の花火。50年前の長野原花火大会でプロポーズをしたらしい。

話し終えた老夫婦は、宵宮に何か聞きに来たのではないかと問う。事情を話すと老夫婦は、息子佳祐と朔次郎が幼馴染であることを教えてくれた。

素直になれない幼馴染同士

外の世界に憧れる朔次郎と両親のような穏やかな暮らしに憧れる佳祐。二人は大喧嘩をし朔次郎は稲妻を出ていった。朔次郎の心残りを突き止めた宵宮は、当人同士で解決させることが重要だと言う。

とりあえずこのことを伝えるため花火屋に戻るが、天領奉行が来て朔次郎が逃げた出した後だった。

「花火の下で共に」

飴ちゃんあげたるこのシーン好き

子供たちが指し示した方角へ進むと、天領奉行の役人が。邪魔な下っ端を倒し、海岸へ進むと佳祐が朔次郎を一騎打ちで打ち負かした所だった。

なんで二人とも話したいって顔しとるのに、何も言わへんのや!

佳祐の行動から本当は話し合いたいと思っていると感じた宵宮は本心を話し合うようにと説得する。が、中々素直になれない二人。宵宮は佳祐に決闘を申し込む。

孤独を感じるために、花火を咲かすわけあらへん…

佳祐と増援の役人達に勝利した宵宮たち。再び佳祐の説得を試みる。朔次郎が帰ってきた時に注文した花火…それにはきっと意味がある。

宵宮の言葉に自分のことを話し始める朔次郎。稲妻の外を旅し、外の素晴らしさを稲妻に持ち帰ることが自分の使命だと気づいた。しかし、稲妻を変えるなどできない。できないが、ただ佳祐と喧嘩をしたことが気になっていた。

朔次郎の言葉に佳祐も自身のことを話し始める。幕府の命令のままに人を取り締まることに、佳祐は疑問を感じていた。

お互いのことを話し合い、佳祐は朔次郎を見逃すことを決める。二人は再会を約束し、朔次郎は稲妻を離れていった。

甘金島から花火を見る三人。稲妻を脱出する朔次郎も自身が注文した花火を見ていた。

最初に打ち上げた金色の大きな花火が主人公の分。いつか辛いことがあったとしても、今日の花火を思い出せれば…。お客さんになった主人公に宵宮は短冊を渡す。

花火は一瞬で消えてしまう。しかし、花火に込めた人の想いは消えない。人が花火に想いを寄せる限り、長野原花火屋は続く。それもまた永遠と言えるのかもしれない。