スゥが接触した神は本当に「崩壊の意思」なの?違うんじゃないの?というメモ。
崩壊の神?との接触
- シーリン:漫画「第二次崩壊」第18話 2000年
- オットー:漫画「第二次崩壊」第45話 2000年
- スゥ:漫画「伝承」2015年
- オットー:本編 2017年
- 芽衣:本編 2017年
本編開始は2016年
スゥを覚醒者として認めた神
崩壊の意思に接触した人物はシーリン、オットー、スゥ、芽衣の4人。
4人のうちスゥだけ状況が異なる。
崩壊の意思が出てくるシーンはだいたいこんな感じ。
- 接触した人物の姿で現れる
- 何か語りかけてはくるが台詞として描写されない
逆にスゥの場合はバリバリ喋って台詞として書かれ、囲碁勝負までする。スゥの姿を借りることもなく、なんというか……台詞回しも人間くさい。

『人類』に会うのは久しぶりで少し慌ててしまった
左下台詞和訳
慌てる?
これまでの崩壊の意思のイメージと噛み合わない。オットーは第二次崩壊で接触した際、「神からすれば人類など蟻に等しい」と神の印象を語っている。
スゥに語りかけて来るのは「人智を超えた存在」(超越人智的存在)とだけしか書かれておらず、崩壊の意思とは呼ばれていない。
「崩壊を超えた宇宙の真相」を探究し、その過程で覚醒?するとこの存在にお呼ばれするらしい。スゥが置かれた状況からすると虚数空間(漫画中では虚空の深淵)にいることも条件かもしれない。
人類に会うのは久しぶり

オットーが崩壊の意思と接触したのは2回。
1回目は第二次崩壊があった2000年。2回めはその17年後の2017年。
「『人類』に会うのは久しぶり」と言ったスゥのひとつ前は、2000年のオットーとの接触。
「人智を超えた存在」の久しぶりが十数年というのは短い。スゥが出会った「人智を超えた存在」は崩壊の意思ではなさそうな気がする。
英語版では久しぶりを”for eons”と訳している。eonは「非常に長い期間」や「永遠」を表す。天文学用語では10億年。
英英辞典では「計れないほど長い期間」。下手をすると人類に会ったのは前文明の5万年よりさらに前の可能性もある。
原神では聖遺物の「時の砂」の英訳が “Sands of Eon“。億年単位になると原神の時の神イスタロトとの関連もあるかもしれない。140億(宇宙の年齢)の年の母だったりするのか?