500年前に亡くなったとされている草神について。翻訳時に「死んだ場所」が抜けてしまい、日本語版では死の状況が分からなくなっている。
書き直し記事
本記事を元ネタにした記事をHoYoLABにも投稿しました。
【考察】先代草神はカーンルイアで亡くなった | 原神 | HoYoLAB
翠緑の影のテキストの情報落ち
古国に災難が訪れてから、草木は喋れなくなった。
翠緑の影 日本語
それは草木を司る神が災難で亡くなったから。
カーンルイア滅亡に端を発する災厄の中で死んだ、というふうに読み取れる。が、原文の簡体字版のテキストでは
传说,自从古国灾厄降临,草木就不再开口。
翠緑の影 簡体字
因为司掌草木的神也在灾厄中,一同死去了。
「草木を司る神は災難の中で、その場(カーンルイア)にいた者達と一緒に死んでしまった」
カーンルイアにいた者達と「一緒に」死んだという情報が、邦訳では抜け落ちている。この点については英語の原神攻略WIkiでも指摘されている。
草神が死んだために草木はしゃべれなくなった。現在のテイワットでもしゃべる草木はいない。
草神は空位のままではなくちゃんと草神が存在している。にも関わらず、草木がしゃべれないままなのは、先代草神の方がより強力な力を持っていたから? あるいは500年前の災害が植物たちに影響を及ぼしたのか。
崩壊3rdの原神コラボに出てきたしゃべる木

「あの冬」=草神が死んだ500年前だったりする?
何故、草神はカーンルイアにいたのか
仮説1:カーンルイアの民を守ろうとした
翠緑の影によると、カーンルイアと神々の戦争に草神が参戦していて戦死ともとれるが、カーンルイア側にいたという風にも受け取れる。
ガイアがスメールとのハーフ=母親がスメール人というのが、何か関係していそうではある。先代草神がカーンルイアに肩入れしたために、天空島勢力に殺されたとか。
仮説2:やっぱり天の勢力側で参戦していた
草神がカーンルイア側にいたのなら、ダインスレイヴの「七神は一切信用ならない」というスタンスはちょっと疑問。七神の中にも協力できそうな神はいる、とかそんな風に考えるのではないか。
やはり、草神も天空島側で参戦していて、戦死したと見るべきか。
500年前の七神の行動
- ウェンティ:トワリンと共にドゥリンを討伐、魈の業障を浄化
- 鍾離:?
- 雷電将軍:眞が影を置いて出陣、亡くなる
- 草神:カーンルイアで亡くなる
- 氷神:態度が一変、他の七神との交流を断つ
ウェンティに関しては、書籍「森の風」にて災害に見舞われたモンドの人々の悲憤が風神を呼び起こしたと書かれている。カーンルイア戦に参戦していたのなら、呼び起こされることはないはずだが…。