神話由来じゃないのもあるよ。

ドラゴンスパイン

→フィンランド神話?、古ノルド語

ウッコ(Ukko)

ドラゴンスパインで出てくるとある「ヒルチャール・霜鎧の王」の名前。フィンランド神話における天空・天気・農作物の神。フィンランド語の雷雨の語源にもなった。

エーモンロカ(Imunlaukr)

ímun-laukr古ノルド語の詩においてケニングという修辞用法で「剣」を表す言葉。リンク先の詩では、剣のウル(神の名前)=戦士=ノルウェー王ハーラル2世を遠回しに表わしている。

シャール・フィンドニール(Sal Vindagnyr)

Salは古ノルド語のsalr=hall,roomまたはsál,=soul。後半部分はvindr (wind) + agnir (husk, shell)で風+殻

直訳すると風の貝殻の魂、風の殻の広間とかそんな感じかも。ケニングの用法を踏まえると貝殻の魂=真珠つまり「風の真珠」とかそういう意味かもしれない。

  1. 前半の「魂」(sál)は主格と呼ばれるベースになる単語なので、日本語としては後半部分をsalの前に出す
  2. 後半部分は「殻」(agnir)が複数形の主格。よって「風の殻」でひとつのまとまり
  3. 風の殻の魂=風の真珠?

山の上で真珠…??ついでに言えば殻は複数形なので2つ以上の貝殻に1つの魂(真珠)?

「風の真珠」という意味なら、ウェンティが真珠の歌のナレーションを務めているのも腑に落ちる。

真珠の歌(元ネタでは真珠は海にある→真珠の歌の元ネタを読んでみた

シャール・フィンドニールに真珠があったのかも。

古ノルド語とは

古北欧語とも呼ばれ、北欧やイングランドなどで8~14世紀にかけて話されていた言葉。Wikipediaによると古ノルド語の話されていた地域に、フィンランドは含まれていない。

Salはラテン語では塩(Salt)を意味する。地中の塩(Sal Terrae)がドラゴンスパインに隣接していることから塩の意味でもあるかもしれない。→シャール・フィンドニールの語源に関してはこちら参考にSal Vindagnyr | Genshin Impact Wiki | Fandom

ケニング(修辞技法)とは

具体的な言葉で直接表さずに複数の言葉を使って比喩的に表す技法のこと。エーモンロカの項目で言えば「剣の神」→めっちゃ強い→「戦士」みたいな表現方法。

カーンルイア

→北欧神話

  • ダインスレイヴ(Dáinsleif):一度抜くと血を吸うまで鞘に収まらないという魔剣。ダインの遺産という意味。
  • アルベリヒ:古いドイツ語でエルフの王。北欧神話を題材とする「ニーベルングの指輪」に登場する小人の名前。
  • レインドット(Rhinedottir):ライン(ライン川)の娘という意味。「ニーベルングの指輪」に登場するラインの乙女のこと。

北欧神話由来のキャラとニーベルングの指輪由来のキャラの二通りあるのが気になる。

天空島セレスティア

→ローマ神話

  • ウェンティ(Venti):複数の風の神をまとめて呼ぶ時の名前。各風の神は四風守護の名前になっている。
  • パルカ(Palca):運命の三女神。魔神任務一章第四幕のアビス教団が残した古代文字を解読すると名前が出てくるが、ダインスレイヴは読み上げていない。→運命の女神パルカ

地下・深淵

→ギリシャ神話?

  • アヤックス(Ajax):ギリシャ神話の英雄アイアース(ラテン語Ajax)。弟のテウセルはテウクロス(Teucer)から。

層岩巨淵

→イラン神話(ペルシャ神話)?

  • 若陀龍王(英訳アジ・ダハーカ):ゾロアスター教に登場する有翼の蛇龍。アジは蛇という意味。古代ペルシア神話の時代から存在していた。アジ・ダハーカは、ペルシャの叙事詩の登場する王ザッハークと関係がある。このザッハークについては崩壊3rdのビジュアルノベル「デュランダル」にて言及あり。