イベント「白雪に潜みし影」で追加された片手剣「シナバースピンドル」の名前の意味。レインドットの正体について。

イベントストーリーのまとめはこちら

シナバースピンドルの意味

シナバースピンドル=辰砂之纺锤

辰砂:錬金術で水銀生成の原料

紡錘:糸を紡ぐ時に使う道具

辰砂

辰砂は硫化水銀の鉱石。中国の錬金術にあたる錬丹術においては、水銀の生成原料。

不純物が少ないほど鮮やかな朱色となり、朱肉などの赤色の顔料としても使われる。

その色から賢者の石と呼ばれることも。

紡錘

とは糸を紡ぐ時に使う棒状の道具。

運命の織機

糸を紡ぐといえば…

運命のパルカ
古代文字「運命のパルカ」

運命の織機というキーワードが登場した魔神任務第一章第四幕。

ダインスレイヴは読み上げなかったが、古代文字で「運命のパルカ(パルカエ)」という言葉も浮かび上がっていた。

解読に関してはこちら

パルカとは

ローマ神話の運命の三女神

古代文字の表記は「パルカエ」で複数形。3人の女神が天空島にいるのかもしれない。

三女神の役割は以下。

名前役割時間
ノーナ運命の糸を紡ぐ現在
デキマ運命の糸を割り当てる過去
モルタ運命の糸を断つ未来

ローマ帝国は支配地域の神話をまとめる過程で、ギリシャ神話をベースにして統合していった。

パルカ達はギリシャ神話の運命の女神モイライに相当し、パルカの中で糸を紡ぐのはノーナという女神。

同一視される前は妊娠を司る神。

運命と神に関するアルベドの台詞

第三章の物語を語り終わったところでアルベドが言う台詞、

運命の掌握を渇望し、創造を渇望する我々はどれほど傲慢なのだろう?
運命の掌握を渇望し、創造を渇望する我々はどれほど傲慢なのだろう?
旅人、創造とは傲慢な行いなのだろうか?ボクたちはなぜ、ボクたちを支配し創造するものを「神」と呼ぶのだろう?
旅人、創造とは傲慢な行いなのだろうか?ボクたちはなぜ、ボクたちを支配し創造するものを「神」と呼ぶのだろう?

解釈と整理

前後の流れが分かりづらかったので整理。

  1. 旅人「アルベドは化物じゃない」
  2. そう言ってくれる旅人なら正体を明かしても大丈夫
  3. 錬金術は偉大な学問だが、時に無力である→ドゥリンやマジックフラワーといった人と共生できない化物も生み出してしまう
  4. Q:運命と創造(命)を意のままにすることは傲慢なのか?
  5. A1:傲慢である→そのような傲慢な行為をする創造者を「神」と尊ぶのは何故?
  6. A2:傲慢でない→創造者をどの程度尊敬すればいいのか?→母:レインドットに対してどういう気持ちでいればいいのか?
  7. 旅人「偽物を切った時、辛くなかった?」
  8. 思い出すと少し悲しい

自身の創造者レインドットに対する複雑な気持ちを表現したシーンだった…のかも。

師匠は冷淡かつ厳格な女性だった。彼女はアルベドを育て、錬金術の秘訣を教えた。

「宇宙――それは星が輝く漆黒の空の本質、地層――それは時間と生命が蓄えた記憶。

白亜――それはあなた、黒土――それは錬金術の語源であり、命の根源でもある。そしてーー」

彼女はアルベドにその技術を見せる。巨大な生命が卵を突き破り、培養槽の破片が床一面に散乱した。

「これが誕生だ」

アルベドキャラクターストーリー3

母レインドットの正体

安直だが運命の女神ノーナ?もしくは関係者?

アルベドがストーリー中で使っていたのは、シナバースピンドル。

愉悦を浮かべ烈火より塵を分離し、粗悪なるものから精巧を生み出す。

宇宙が一つのものから派生したように、一つの思索は万物へとなり得る。

あなたの兄である一本角の白馬が成し遂げられなかったことを追求し、

哲学の果てに辿り着いて、あなたの兄と私のために、新たな運命を紡ぎ出さんことを

シナバースピンドル

ここの「私」はレインドットっぽい気がする。

運命を紡ぎ出すことを息子アルベド託した?

ドゥリン=兄一本角の白馬=ユニコーン?

ドゥリンのこと??それにしては色も形もあってない。

ユニコーンの特徴と言えば

  • 処女が好き
  • 角に解毒効果がある
  • ノアの方舟に乗らなかった

解毒…黒土と白亜のイベントで浄化してたな…?これはまた後で…