五百蔵(いおろい)

五百蔵にはいくつか読みがあるが、英訳からすると「いおろい」。
高知県、兵庫県に実在する姓名であり高知県に実在した地名からの発祥。さらに地名は1713年(正徳3年)から新田を開発した五百蔵氏が元になっている。
この五百蔵氏は1549年に長宗我部氏に下った武家。長宗我部氏は土佐国(現在の高知県)の大名。
子狸たちの名前
吉法師(きちぼうし)
織田信長の幼名。「きっぽうし」とも読むが、原神での読み方は「きちぼうし」。英語版より。
証城(しょうせい)
有名なたぬきの童謡「証城寺の狸囃子」から。通常のよみは「しょうじょうじ」だが、英訳では何故か”Shousei”になっている。
刑部小判(ぎょうぶこばん)
おそらく隠神刑部(いぬがみぎょうぶ)から。「分福茶釜」「証城寺の狸囃子」と並ぶ三大化け狸話のひとつ。
「隠神」は五百蔵が雷電将軍より賜った役職「隠神保生司正」に使われている。